力ある男が、私に対して
どうしても挿入したいと身もだえながら、
適当な嘘を言う。
「そんなに私とセックスしたいのね。」
ようやく私は満たされる。
今野は真子の手をひいてたたせると、
後ろを向かせ、鏡に手をついて尻を突き上げさせる。
「生で挿入れて。どうせゴムなんてする気ないでしょ。」
「愛してるから。」
そう振り向いた顎を持ち上げてキスをする。
強引に舌を突き刺してくる。
同時に、ヌプリとさっきまで咥えていた太い生ペニスが
自分の中に入ってくる。
舌とペニス両方に貫かれる。これだけで幸福感がある。
さっきまで自分でほぐしてぬらしていたのもあるけれど
気づけば、ヴァギナはびしょびしょに濡れている。
私も同時に、
この男を征服している、という喜びがあった。
「こんな風に、俺のペニスをいれられてよがってるのに。
本当に旦那を愛してるのかよ?」
今野はピストンしながら、声をかける。
彼もまた優越感を味わいたいのだ。
「そんなこと言わないで。私達は自由な夫婦なのよ。」
途切れ途切れに、真子も応える。
切なそうな哲夫の顔が思い浮かぶ。
権力ある男に、私が生でバックで突かれている様子を見ても
哲夫は泣きながらクンニしてくれるだろうと思った。