どのくらい私に挿入したいの?束縛しあう二人#6

ショート「束縛し合う二人」#1 #2 #3 #4 #5

自分の指先が愛液でヌルヌルとしている。

太い今野のペニスを咥えていて

徐々に濡れてきた。力ある男のペニスに興奮する。

権力のある男には、

丁寧なクンニは似合わない。

こうやってフェラチオをさせながら

しかし女が勝手によがって濡れていく。不思議なものだと思う。

それと同時に真子は思う。

今ならこの男を支配できる。

「今野くん、私に挿入したくてたまらないの?」

「そうだよ。真子にぶち込みたいんだ。」

「そのためにドイツから本当に帰ってきたの?」

上目遣いに問い詰める。

「そうだよ。真子をこうやって犯したかったんだ。」

「日本でセックスするのは私だけ?」

「そうだよ。日本にいる彼女は、真子だけだよ。」

「嘘つき」

ペニスを勢いよく咥える。

「っつ。気持ちいい。」

「今日は挿入させない。フェラでイカしちゃうね。」

「挿れさせてほしいよ。」

「他の女とは別れて私だけに挿入れたいっていうならいいよ。」

「他の女とはもうセックスしないよ。挿入させてほしい。」

フェラされながら、質問され

身もだえながらも、早く挿入したくて仕方がない。

まどろっこしいと思いながらも、

ここで機嫌を損ねたら、挿入出来ないかもしれない、

と今野は焦っているだろう。

言葉を選びながら、私の機嫌をとろうとする。

「どのくらい、私に挿れたい?」

「世界で一番、お前に挿れたいよ。」

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