自分の指先が愛液でヌルヌルとしている。
太い今野のペニスを咥えていて
徐々に濡れてきた。力ある男のペニスに興奮する。
権力のある男には、
丁寧なクンニは似合わない。
こうやってフェラチオをさせながら
しかし女が勝手によがって濡れていく。不思議なものだと思う。
それと同時に真子は思う。
今ならこの男を支配できる。
「今野くん、私に挿入したくてたまらないの?」
「そうだよ。真子にぶち込みたいんだ。」
「そのためにドイツから本当に帰ってきたの?」
上目遣いに問い詰める。
「そうだよ。真子をこうやって犯したかったんだ。」
「日本でセックスするのは私だけ?」
「そうだよ。日本にいる彼女は、真子だけだよ。」
「嘘つき」
ペニスを勢いよく咥える。
「っつ。気持ちいい。」
「今日は挿入させない。フェラでイカしちゃうね。」
「挿れさせてほしいよ。」
「他の女とは別れて私だけに挿入れたいっていうならいいよ。」
「他の女とはもうセックスしないよ。挿入させてほしい。」
フェラされながら、質問され
身もだえながらも、早く挿入したくて仕方がない。
まどろっこしいと思いながらも、
ここで機嫌を損ねたら、挿入出来ないかもしれない、
と今野は焦っているだろう。
言葉を選びながら、私の機嫌をとろうとする。
「どのくらい、私に挿れたい?」
「世界で一番、お前に挿れたいよ。」