「今野くん、ビンビンで大きいよ。」
「旦那のより、大きくてほしくなるだろ」
女は、ペニスの大きさを求めてるわけではない。
だけど、男性はペニスの大きさと自分の大きさを掛け合わせている。
「うん、哲夫のより大きくて、立派で固いよ。」
今野は満足そうに、私の顔見下ろして、微笑む。
「いれてほしいか。」
「うん。」
本当はもうすこしまともに愛撫してほしいのだけれど。
こんな時も自分のアソコを守るために、フェラをしながら
自分のクリトリスを触って刺激することを忘れない。
これも大事な自己防衛だ。
「後ろむけよ。たくさん愛してやるから。」
この男は、本当に愛しているのだろうか。
と言うか、これを愛だと思っているのか。
哲夫の愛撫が愛おしい。
静香と哲夫はやったのだろうか。
静香は何も言ってなかったが。
静香は、私の夫をマッサージ師か何かと勘違いしてるんじゃないだろうか。
あの濃密なクンニを静香にも施したのかと思うと、
嫉妬で狂いそうになる。
静香が哲夫から離れられなくなるのも分かる。
ずるい男。
「自分で触って、真子は淫乱だな。いれたくてたまらない。
真子にいれたくて、日本に帰ってきたんだよ。」
「うそばっかり。」
ずるい女は私だ。
今野はイケメンで、ペニスも固く、お金もあり、有名だ。
その地位と名誉を私は抱きしめている。
今野に求められると、
自分がそれにふさわしい女だと思えるのだ。
今野自身も男性社会のランキングをあげるのに必死なのと同じように、
ランキング上位の男のペニスを咥え込んで悦にひたりたいのである。