真夏の夜に少し寂しくなって
仕事帰りに飲み行くことした。
大人の女と言わんばかりに
ちょっと洒落たBARにでも
たまには飲みに行こう。
夏は人を大胆にさせる。
背伸びをした私。
独りで飲んでるのは寂しかった。
でも、ここはBAR。
近くに座った男性が独り話しかけてきた。
自分も独りなのもあって少し話をする。
どうやら、常連であり
バーテンダーの人とも仲良しのようだ。
緊張をほぐす為に
お酒のピッチがすすむ。
男性からお酒も奢ってもらい
酔いも凄く回ってきた。
お客さんもほぼ帰ってしまい
気がつけば男性までも帰っていた。
バーテンダーの人と
2人きりになり酔いがさめるのを待つ。
お酒が入っているから
会話がふわふわとしていた。
だいぶ、落ち着いてきた私は
閉店は大丈夫か確認した。
「まだ、大丈夫ですよ。
もう、お酒は飲まない方が良さそうですね。」
そっと水を出してくれた。
客に対して気を遣うのは当たり前。
でも、酔ってるとそんな思考回路もなくなる。
「まだ、気持ち的には飲みたいんですけどね。」
「では、お客様をイメージしたカクテル
作ってもいいですか?」
「え?良いんですか?お願いしたいです。」
「お酒、弱めで作りますね。」
そう言って手際よくカクテルを作り始める。
バーテンダーというだけで
かっこよく見えるのは
スーツを着てるビジネスマンと
同じ原理だろう。
お酒も入ってよりかっこよく見える。
ま、そんな夜も良いよね。
営業だからカクテル作って飲ませたいよね。
そんな事も思いながら待っていた。
でも、私をイメージ特別感。
これは女性ならおちるでしょー!
なんて、頭お花畑。
「どうぞ。」
可愛らしいカクテルにテンションが上がる。
「ありがとうございます。嬉しいです。」
「あ、これは私からのプレゼントです。
お客様が素敵だったので
イメージがわいて飲んで欲しくなりました。」
そんな事を言われて
喜ばないわけがない。
なんて、単純な女なんだ!
わかっていてもドキドキする。
2人きりなのがまたドキドキする。
「美味しいです。」
飲んで、トイレも行きたくなる。
「あ、ちょっとお手洗いに…」
「大丈夫ですか?」
ささっとエスコート。
いやん。さすが紳士。
「こっちですよ。」
トイレに案内してくれる。
扉を開けて中に入る。
あれ?
バタン。
扉は閉まり鍵をかけたのは彼だった。
立ったままで、とりあえずキス。
パニックになり、なすがまま。
カクテル無料の代金はキスなのか?
「んっ…んん…」
お互いに話す事なくキスをされ
なんなら、胸まで揉まれている。
「挿れたい…」
そう言って彼は
私のスカートの中に手を入れた。
なんで、スカートできた!!!
と、後悔してももう遅い。
太ももを触られ
そのままショーツ越しに手が伸びる。
ここはトイレ。
するところではない。
間違いない。
「ま、待って!!無理!!」
「待てない。もうこんなだよ。」
私の手を大きく立派になったモノに誘導した。
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