ラブホテルのソファに仲良しのカップル。
バスローブに包まれながらコンビニで買ってきたスイーツに、
同じくコンビニの定番アイスコーヒーを楽しんでいる。
こんなお手軽ななものでも愛する二人なら楽しいのである。
ところが
「は〜」明里は大きなため息をついた。
照が訪ねる。「どうしたの明里?なんかあった?」
「なんか旦那が、もしかしたらわたしとセックスしたがってるかもしれないの」
照は飲みかけのアイスコーヒーを吹き出す。
「わっ、冷たい。やめてよ」
明里が照のバスローブの裾をもって自分の太ももを拭く。
照と明里、二人は仲良しの婚外カップルである。
「ごめんごめん。だって、ずっとセックスレスだったじゃない?どうしたの?」
「うーん、なんか最近わたしを見る目がエッチなような気がするんだよね」
明里は太ももをなでる。
「お風呂あがりとかの脱衣所に、なぜか急にハミガキに入ってきたりするのよ。なにそれ?おかしくない?確信犯だよね」
「まあ、旦那ならいいでしょ?」
「いやよ。それにそんなことこれまで無かったから。確実にわたしの裸を見ようとしてる意思を感じるのよね」
「そうなんだ。あ、でもなんか明里って最近、色っぽくなったよね?俺でもそう思う時があるんだよね。なんか変わった?髪型はちょっと変わったよね?」
「髪型かあ。」
明里は自分のうなじをなでる。
セミロングだった髪を、バッサリショートにした。
男女ともに評判がいい。女っぷり、セクシーさが上がったと言われるが。
明里は本当は別のことを考えていた。
はじめていった変態バーのオナニーイベントの日。
若くてたくましいトキオのペニスを入れてほしくて懇願した日を境に、わたしの中の知らない女が、花開こうとしていることをそわそわと感じていたのである。
そして、それはやってはいけないことと分かっていたけれど・・・。
変態バーのSNSを確認してそのフォロワーの中に、たまたま、トキオを見つけてしまったのだ。
こっそりフォローだけすると、すぐにDMが来た。
「明里さんに会いたいよ」と一言だけ。
固かったつぼみが、ほころんできているようなそういった緩みを感じるのである。
「このままだとわたし、照くん以外のペニスを受け入れてしまうかもしれないわ」
明里はつぶやく。
「え、旦那なのチンポならいいでしょ。昔はセックスしてたんでしょ。」
「えっ・・・、あ、あ〜っ。そうね。旦那のチンポねー。旦那のチンポだけ入らないのよ」
「じゃあ、手コキだね。手コキでイカせてあげてよ」
「なんか気乗りしないのよね、自分でオナニーするか、よそでセックス済ませてくれたらいいんだけどなー」
「悲しいこと言わないでよー。俺まで悲しくなるよ同じ男として」
「照くんは特別よ。可愛い照くん。わたしだけのおちんちん」
そういって明里は、照のバスローブを開いてあらわになったペニスを優しく口に含んだ。
わたしの膣はあなたサイズだけど・・・。他人棒と満月とセックスレス#2この続きはKindleで
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1 オナニーの日はセックス禁止
2 熟女と若い男
3 口内射精
4 自撮りAV
5 満月と若い他人棒
照と明里の過去のストーリーは?
照と明里の最初の物語はこちらの単行本に収録されています。