顎を持ち上げられて唇を吸われる。
トキオのこういう強引なところ、嫌いじゃない。というか好き。
もともと旦那のオラオラな所が良かった、時もあった・・・。
今ではただの不倫しているモラハラ夫としか思えないけれど。
あの日の優しいキスとちがって今日は激しいキス。
興奮しているのが分かる。
舌を奥まで差し込まれて、
ぐりぐりと口の中をかき混ぜられる。
背も高く、身体も大きいトキオは、
ベロも長く立派だ。
変態バーで上にまたがった時のペニスの堅さも思い出す。
ペニスも舌も立派な男。
若くて強引で、自信に溢れている。
そんな男に求められてるのがうれしい。
わたしがトキオとセックスしたかった訳じゃないの。
夫の浮気ビデオを見せられて、うんざりしたから。
大事な照くんとセックスできなくてイケなかったから。
それでトキオがどうしてもセックスしたくて。
満月だから。
だからわたしは、トキオのキスを受け入れたの。
「明里のキス気持ちいいよ」
「トキオのキスも気持ちいいよ」
昼間からずっとうずいている身体が余計に火照ってしまう。
「早く、行こ」
明里はトキオのシャツのそでを引っ張った。
「そうだね」 トキオは車を走らせて、県道沿いにある満月に照らされたシンデレラ城のようなホテルに入った。
あれから誰ともセックスしてない 他人棒と満月とセックスレス#9この続きはKindleで
最新刊「他人棒と満月とセックスレス」でお読みいただけます。
Kindleの読み放題対象ですので、お暇な時にお読みください。
1 オナニーの日はセックス禁止
2 熟女と若い男
3 口内射精
4 自撮りAV
5 満月と若い他人棒
照と明里の過去のストーリーは?
照と明里の最初の物語はこちらの単行本に収録されています。