照が急いで会社に戻る事になり二人は早々にホテルを後にした。
玄関の鍵をあけようとキーを差し込むが、すでに開いていた。
「あの人、もう帰ってたのか。」
明里はそんなことを考えながら、リビングに入っていく。
照とセックスした日は、夫がいてもいなくても、
いつもより静かにリビングにはいってしまう。
万が一、いきなり抱きつかれたりしたら、匂いなどで気づかれてしまわないか心配だからである。一応これでも気にしているのだ。
しずかにリビングに入ると、テレビがついていて、その前に裸で寝そべっている夫がいた。
なんと運悪く、夫がオナニーをしている最中に帰ってきてしまった。
いつもの自分ならそっとドアを閉じて立ち去るのだけれど、今日は夫とセックスしてあげてもいいかな、なんて思っていた明里は面白い場面に出くわしたと思って、そのまましばらく見ていた。
AVはスマホで撮影されていた。
大画面に仁王立ちの男が見下ろす視点で、
きれいな巨乳の30代くらいの女優がおいしそうにフェラチオしている無修正ビデオだった。
美人過ぎず、その辺にいる感じで。こういう女優の方がリアルでいいのだろう。
そのあたりの人妻という感じだ。
こんな普通のAVを見てオナニーしている中年の夫に、思わず一言つぶやいてしまう。
「若いわね」
夫は勢いよく振り返り、目を丸くして口をパクパクしている。
手でまわりをまさぐって何か探しながら
「えっ!!明里!?若くない若くないよ!」
意味不明の言い訳をしている。
焦ってテレビのリモコンを探すが見つからない。
立ち上がって振り返った時に夫のペニスはギンギンに勃起していた。
自撮りAV 他人棒と満月とセックスレス#6この続きはKindleで
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Kindleの読み放題対象ですので、お暇な時にお読みください。
1 オナニーの日はセックス禁止
2 熟女と若い男
3 口内射精
4 自撮りAV
5 満月と若い他人棒
照と明里の過去のストーリーは?
照と明里の最初の物語はこちらの単行本に収録されています。