仲良くなった。
友達だと思っていた。
友達への好きと
恋人への好き。
友達と恋人との違いはナニ？
セックスするかどうか？
手を繋いだら友達ではない？
ハグしたら友達ではない？
キスしたら友達ではない？
何がどうなったら友達ではない？
これは人それぞれの定義だろう。
キスフレ。
ハグフレ。
セフレ。
セックスしても友達？
同性の友達でハグや手を繋ぐ。
これはOK。
なんなら、キスしたとしても
きっと友達だろう。
(違う場合もあるかもしれない。)
異性になると途端に定義が違くなる。
定義、ルール、常識。
郷に入れば郷に従え。
人それぞれなんだよね。
だから、確認が必要だとは思う。
私は異性のハグフレが欲しかった。
セックスはしたくなかった。
少しだけ寂しい時。
少しだけ満たされない時。
少しだけ癒されたい時。
少しだけ泣きたい時。
少しだけ元気になりたい時。
そんな時に異性の友達に優しくされたい。
同性の友達には見せられない弱さ。弱み。
そんなのを異性に優しく包んでもらいたい。
話を聞くのではなく
ただただ抱きしめて欲しい時がある。
恋人に抱きしめてもらえたら1番良いだけれど。
恋人がいない時
恋人に会えない時
恋人に負担をかけたくない時。
そんな時に異性に優しくされたい。
そんな心許せる友達がいたら良いのに。
そう思って異性の友達に提案した。
「ハグフレになってくれない？」
二つ返事で良いよと言ってくれた。
仲も良いしね。
性欲も我慢できると思うという事だった。
好きか嫌いかで言えば
もちろん好きだ。
同性の友達だって好きだから
大人になったら友達なのだ。
もう、学生時代とは違う。
そう、だから信頼してたんだよ。
ホテルに行った。
ハグをした。
ハグだけでは終わらなかった。
やめて！って言えば良かったのだろう。
やめてって言えなかった。
やめて！って言ったら傷つくと思った。
そして何より友達だから
ハグだけって言ってたから
ハグだけだと思ってた。
「ハグだけって言ったじゃん！！」
「嫌そうに見えなかったから。」
ぼろぼろ泣いた。
やめてと言えばハグフレになれた？
嫌じゃないよ友達だもん。
勇気が持てなかった。
もう友達にも戻れない。
変えられない事実。
気持ちの整理はつかなかった。
友達ではなくなってしまった。
たかがセックス。
されどセックス。
ねぇ？セックスって何？
