満月の夜の変態バーに関根とマスター。
マスターは温かいお茶を出す。
出されたルイボスティーを飲みながら関根はスマホを眺める。
「明里ちゃんがこんなことをねえ・・・。どういう心境なのかしら。悪い娘には少しお仕置きが必要かもしれないね。」
「どうしたんですか?関根さん」
「いや何でもない」
関根がスマホを置き遠くの時計に視線をずらす。
「満月の夜だからなあ。」
マスターが微笑みながら
「女性でもオオカミになるんですか?」
「男も女も満月の夜は関係ないものなのよ。誰だってセックスしたい夜はある。そんな時、ぼく達にできることは・・・。」
「出来ることは?」
「思いっきりセックスすること。」
「そうですね。楽しい夜になりそうですね関根さん。」
「そうだなぁ。ただ・・・。
久しぶりに1対1でセックスすることになるのかなあ。緊張しちゃう」
「またまた。たまにやってるじゃないですか」
「たまにだよ。ほんと。たまたま。金玉だけに。」
「関根さんが避けるからでしょ」
「だって恥ずかしいし。勃たたないかもしれないし。僕、ゲイだからチンチンがもう一本無いとダメなんだよね」
「関根さん、挿入できるようになったんですか?」
「いや、僕は見るだけ」
「それじゃノンケですよ。関根さんも開きましょうよ。前立腺のドア。」
マスターがカウンター越しだが一回り大きくなり迫ってくる。
「あ!マスターっ。もしかして満月の夜だから興奮してる!?やめてよ。スタッフが客を食うのはこの店で御法度よ」
「今は関根さんしかいないし。関根さんなら黙っててくれるでしょ」
「やめて!僕の処女奪わないで!」 カランコロン、イチャイチャする2人の中年男の会話を遮るようにバーのドアが開いた。
連載「満月の乱交」
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